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Earth Caravan 2016支援報告

【1】パレスチナへの支援

1-1)デイーシャ・リハビリセンター

  • 難民キャンプ内の障害児施設
  • 支援金額:$1,000
  • 車椅子や耳の不自由な子のための補聴器などの支援金として
  • 責任者:イマド・オーデン

イマド・オーデンさんからのお便り

「全てのアースキャラバン・メンバーの皆さまへ
世界には、こうして私たちのことを気遣ってくださる方々がいらっしゃるという希望を与えてくださったこと、 また、アースキャラバンの訪問によって経験させていただいたすべてに対してお礼申し上げます。 同時に、あなた方が与えて下さった安心感や、かもしだす肯定的な雰囲気、また心を解放させる体験に、障がいを持った子どもたちが参加できたことも。
あなた方が子供たちに示して下さり、そして私たちにも手渡して下さった、人間の本当の心、気持に対して、もう一度、感謝申し上げます。ありがとうございました。 あなた方が、またセンターを訪問することや子どもたちに接してくださることを考えてくださったら、 私たちはただ単に歓迎という言葉では表すことができないくらいです。皆さまと再びお会いできる日が来ることを願っています」(イマド・オーデン)

1-2)SOS チルドレン村

  • ベツレヘム近郊にある孤児院/li>
  • 支援金額:$1,000
  • 責任者:スライマ・ジェラシ

スライマ・ジェラシさんからのお便り

「アースキャラバンの皆さまが、資金難のために存続困難な当施設を訪れ、子供たちを励まし、さらには思いがけずご寄付までして下さったことには、感謝の言葉もありません。」(スライマ・ジェラシ)

1-3)ビリン村

  • イスラエル軍と入植者による土地収奪に対する非暴力抵抗運動への支援
  • 支援金額:$800
  • イスラエル軍に奪われた自動車、コンピューター、携帯電話などの補填の一部として
    ※占領地への入植は国際法違反とされています。
  • 責任者:ハイサム・カティヴ

ハイサム・カティヴさんからのお便り

アースキャラバンの友人たちへ
「皆様がビリン村を訪問してくださり、人権への回復を求める私たち家族に対する支援を深く感謝しています。皆さんと、自由パレスチナのために再び会えることを心から願っています」(ハイサム・カティヴ)

1-4)ベドウィン

  • 子どもの通学補助を行うイエスシアター
  • 支援金額:$300
  • 責任者:ムハンマド・イサ

ムハンマド・イサさんからのお便り

「学校へ行くことと学校にたどり着くことは、夢でなくまた夢であってはならない。それは人が得られる基本的な権利です。1ドルが大きな違いを生むのです。150ドルで4人の少女が学校に復帰できます。皆様の暖かいご支援に心から感謝します」(ムハンマド・イサ)

─ ベドウィンの子どもたちは、小学校まで3.5キロ離れた場所で暮らしています。そのため1日に7キロを雨の日も嵐の日も寒い時も学校に歩いて通います。6歳の子どもは片道2時間半かかるそうです。夏の暑い中を歩くのは、冬の寒い時より辛い。また1時間雨に打たれながら歩いた後は話すこともできない。道にはイスラエル軍が意図的に置いた大きな障害物もあます。学校にたどり着けない子供たちがドロップアウトすると、女の子は1年程母親の家事を手伝った後、早婚します。14歳で結婚した女の子の話もあります。

【2】バングラディシュへの支援

バングラディシュ政府は、少数民族仏教徒たちが住むチタゴン丘にベンガル人の入植を進めて来ました。そしてベンガル人による土地収奪、バングラディシュ軍による殺人、家屋放火、強姦など、弾圧は苛烈を極め、1997年までの間に直接殺害されたジュマ民族は三万人(十万人という説もある)を上回るとも言われています。 尚、現在も土地を奪おうとするベンガル人入植者の襲撃や弾圧が続いています。

2-1)ジュマ民族の難民の赤ちゃんの治療費

  • 支援金額:30,000円
  • 責任者:トム・エスキルセン

トム・エスキルセンさんからのお便り

「アースキャラバンの皆様からの暖かいご支援金は、ウジョ・チャクマちゃん(Ujo Chakma, 男、2014年11月生)が重病を患っており、その治療費の一部として使わせて頂きます。」 (ジュマ・ネット共同代表:トム・エスキルセン)

2-2)ラカイン民族への教育支援

  • 支援金額:100,000円
  • 責任者:ラジョー・ラカイン

NPOアースキャラバンでは2006年より、同じくバングラデシュ少数民族仏教徒であるラカイン民族の教育支援を継続的に行っています。現地事務所を設け、現在四つの小学校を運営し、仏教の聖地公園を復興するなどで、年間約86万円の支援を今回のアースキャラバンとは別に行っています。アースキャラバン2016では、今回のチャリティイベントのキャラバン本部ブース(法人運営)の売り上げから、新たに開校した4つ目の学校の設備費として10万円を支援金としました。

ラジョー・ラカインさんからのお便り

「NPOアースキャラバンの支援が始まってから、ラカイン村の子供たちが、より良い教育を受けられるようになりました。長年荒れ果てていた聖地の仏舎利塔群も復興し、私たちは再び民族の誇りを取り戻すようになり、心から感謝しています」(コックスバザール事務所所長 ラジョー・ラカイン)

【3】シリアへの支援

シリアの戦災で苦しむ人々への支援

  • 支援金額:100,000円
  • 困窮を極めているシリアにいる人々へ、支援団体シリアン・ハンズを通して現地に支援金を送りました。

シリアン・ハンズからの感謝状

【4】特別支援:熊本地震被災地へ支援

  • 支援金額:80,000円

アースキャラバン加古川とアースキャラバン広島のチャリティの一部から、総計8万円が熊本市に義援金として送られました。
※アースキャラバン加古川は、酒造・岡田本家と西嶋盛彦氏のご協力のもと行われました。

【5】その他国内支援

  • 支援金額:86,450円

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