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Earth Caravan 2015 in Middle East

【date】 August 6th - August 12th
【place】 Israel, Palestine

The final stop of the 2015 Earth Caravan was in the Middle East, bringing together Israelis, Palestinians and internationals in Israel and the West bank, to share in the expression of peace, healing and justice and to send a strong message of peace and unity to the world.

【August 6th】Jerusalem
広島に原爆が投下された6日には、世界でただ一つ、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教のシンボルが祭られているエルサレムの教会の屋上で、原爆の残り火を囲んで祈りをささげました。また、エルサレム旧市街地で「SHARE!」の人文字を撮影しました。日本では、広島で、キャンドルで「SHARE!」の文字を作成!

【August 6th】Bethlehem
ベツレヘムでは、今年で3回目となるパレスチナ最大級の音楽フェスティバルに参加。メインストリートをメイン会場のステージまで鼓笛隊を先導に「平和の火」と共に行進。パレスチナの子供達が「ヒロシマを二度と繰り返すな」「未来のために核兵器廃絶」「平和か核兵器か選ぼう」「私たちの世代のために核拡散を止めて」というプラカードを掲げてくれて、「遠くまで原爆の残り火を運んできてくれてありがとう!」と、笑顔で話しかけてくれたのが印象的でした。オープニングでアースキャラバン・テーマソング「SHARE!」を歌いました。

【August 7th】Hebron
パレスチナB地区、ヘブロンを訪問。イスラエルによる検問所は、パレスチナのヨルダン川西岸地区だけで、600ヶ所もあり、そのうち100ヶ所がヘブロン周辺にあるらしい。パレスチナ人は、お祈りをしに自分たちのモスクに行くためにも検問所を通らねばならない。

【August 7th】Hebron
南へブロンで抵抗運動を続ける「スシヤ村」で、お話しを伺いました。

【August 8th】Bethlehem Tent of Nations
農園のお手伝いをさせていただき、お話しを伺いました。Tent of Nationsは、1916年に当時のオスマントルコから土地を買い、代々そこで、農業しながら自給自足の生活をしてきた人達。今は四方をイスラエルの入植地に囲まれている。イスラエルは土地を売ってくれと言ってきたが、「大地は母だ。母を売れない」と拒否し続けたら、収穫時期のぶどうの木を200本切られたり、電気、水道はひいてもらえず、様々な嫌がらせをイスラエルからされている。しかし、武力で戦うことなく、犠牲者になることなく、逃げ出すことなく、決して敵対することはしないで、クリエイティブとポジティブになること、ネガティブなことをプラスに転換することで新しい世界を生み出していこうとしている。必要から雨水利用、太陽光発電、オーガニック農業。今ここは、世界中からボランティアが手伝いに来る場所になっている。イスラエル人、ユダヤ人でも誰でもウェルカムで実際にイスラエルからのボランティアも活躍しているとのこと。

【August 8th】Bethlehem
ダンス!ダンス!ダンス!僕たちは、キミたちと、心の底から笑いあい、踊ったことを、決して忘れない。 (去年のイスラエルによるガザ攻撃で亡くなったパレスチナ人2143名。その内、3分の2以上が一般市民。この子たちのような子どもが400名以上も亡くなりました。)

【August 8th】Bethlehem
ベツレヘムフェスティバル。チャリティー施術と折り紙ワークショップを実施。たくさんの人達で、ブースは熱気につつまれていました。ステージでは、ニッキー松本さん、アミナダブの演奏も大盛況。サブステージでは、マルチプル・レリジョン・コーラス(4大宗教融合ソング)を披露しました。

【August 8th】
7回イスラエルに破壊されたパレスチナ人の家でお話しを伺いました。

【August 9th】Palestine
町のいたるところにゴミがあふれている。行政サービスが充分に行われていないためらしい。唯一の救いは、ここに住む人々の屈託のない笑顔。大変な環境にいながら、どこまでも人懐っこく、そして明るい。

【August 9th】Neve Shalom, Israel
長崎原爆の日には、イスラエルのネヴ・シャローム(ヘブライ語で「平和のオアシス」)に行き、イスラエル人とパレスチナ人が共に生活するコミューンで、異宗教合同の平和の祈りを捧げました。

【August 10th】パレスチナ
イスラエルの人々、パレスチナの人々、ヨーロッパの人々、日本の人々が一堂に会し、「other side」別の世界というテーマで語り合いました。

【August 11th】ベドウィン村(ワディ・ミトナン)
ベドインの子供達と、折り紙、チャトランガ、気心道を楽しみ、ピースフラッグを掲げてもらうことに。

【August 12th】Jerusalem
最終日8月12日は東エルサレムで、世界の4つの宗教の宗教者が一同に会し語り合い、アースキャラバン呼びかけ人・遠藤喨及から、共同声明が発表されました。 『このエルサレムで、日本から運んできた、この平和の火「広島原爆の残り火」を前にして、私たちは願い、また誓います。「世界中でもっとも厳しい状況にあるとも言えるこの地で、子ども達に平和が訪れるように」と。この地で平和が達成されるなら、やがて世界中に平和が訪れるでしょう。世界中の人々が幸福になれるでしょう。私たちはこのことを信じ、これを共同声明といたします。』 共同声明 2015年8月12日 エルサレムにて


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