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Earth Caravan 2015 in ヨーロッパ

【日時】 7月25日(土)~7月31(金)
【会場】 オーストリア(ドルンビルン、ウィーン)ドイツ(ミュンヘン、ダッハウ)チェコ(プラハ)ポーランド(アウシュヴィッツ)

ヨーロッパ・アースキャラバンは、1)異宗教間と異文化間の対話、 2)過去と現在の戦争と紛争の事実の認識 、3)平和のメッセージを伝える 、4)広島の「平和の火」をもたら、5)プロジェクト寄付金募集、をテーマに現地のユニ関係者と、日本から駆けつけたメンバーによって運営されました。

【7月25日】ドルンビルン
アースキャラバン・ヨーロッパは、オーストリアのドルンビルンで幕を開けました。雨の降る夜中、仏舎利塔にはたくさんの方が集い、広島原爆の残り火を前に四宗教合同ソングを歌い、平和を願いました。

【7月25日】ドルンビルン
平和の火を携えたピースウォークは深夜に仏舎利塔をスタートし、キリスト教会を巡礼、早朝にイスラム教のモスクに到着。途中、演奏隊も加わりさらに盛り上がりつつ、街の中心の教会に向けてねり歩きました。

【7月25日】ドルンビルン
イベント会場にもたくさんの来場者が!水に浮かべた平和の火がとても幻想的な開会式。子どもから大人まで楽しめる素敵なイベントで、タオ指圧のブースも大盛況でした。翌日の地元の新聞のトップページも飾りました。

【7月26日】ミュンヘン
ドイツのミュンヘンでのピースウォーク。7カ国で平和と書いたカードを道行く人にプレゼントしました。原爆の残り火のことを説明すると熱心に聞いてくれ、「ここまで、持ってきてくれて、ありがとう」と言ってもらい、胸が熱くなりました。

【7月26日】ミュンヘン
イングリッシュ・ガーデンで、ピースフラッグを制作。悲惨な戦争を体験して兄弟2人を亡くされた老婦人と子どもが一緒にキャンバスに想いをのせています。チャリティーのタオ療法も多くの方が受けてくださいました。

【7月27日】ダッハウ
ドイツのダッハウ強制収容所での式典。 仏教の僧侶とキリスト教の聖職者によって、異宗教融合で執り行われました。一人一人が原爆の残り火を祭壇に捧げ、それぞれの願いを宣言。偶然にも、式典終了と同時に教会の鐘が響き渡り、戦争のない世界の実現に向けたアースキャラバンを応援しているようにも感じました。

【7月28日】プラハ
チェコ・プラハでのピースハグ。こちらから心を開けば、相手も心を開いてくれる。 一体何カ国の人たちが、お互いにハグしたことでしょう。

【7月28日】プラハ
ピースコンサート&ピースフラッグ創作第2弾。プラハに観光に来ていた様々な国の人々が、ちょっと誇らしげに、そして、思い思いの色で、自分の国名を描き始めました。みんな違う色。でも、自分の色と違うからといって、他の色を責める人なんていません。気づいたら、虹色の世界ができあがっていました!

【7月29日】アウシュビッツ
人種差別的な抑圧政策により、最大級の惨劇が生まれた場所と言われるポーランドのアウシュビッツ強制収容所。入り口の鉄扉には「ARBEIT MACHT FREI(労働が自由をもたらす)」と書かれています。広大なこの場所では、3カ所で式典を行いました。

【7月31日】ウィーン
宗教のピースマーチ。ユダヤ教シナゴーク跡地→台湾の仏教寺院→ヒンズー教寺院→プロテスタント教会→カトリック教会と、様々な宗教施設を巡礼しました。各宗教者に、平和のために人類には何が欠けていて何が必要かを尋ねました。「相手を理解すること」「相手を愛すること」異なる宗教を信仰する人が、同じことを口にしました。悲しみに満ちた原爆の残り火が、異なる宗教者を引き合わせ、未来への道標を指し示してくれたことに、深い意味を感じました。

【7月31日】ウィーン
ピースコンサート&ピースフラッグ創作第3弾。ドイツ・チェコ・オーストリアで、平和や明るい未来をテーマに、様々な国籍の方に思い思いに描いてもらったピースフラッグ。出来上がった絵はどれも素晴らしく、「争いあっている者同士が、心から平和を願って同じキャンパスに絵を描いたならば、きっと世の中は変わるのではないか」そう感じさせてくれるほど輝いていました。


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